最近、ボーカロイドという気になる歌い方がちょっと注目されてきています。このボーカロイドという言葉はお聞きになったことがあると思います。初音ミクに代表される、コンピューター音声による歌などのパフォーマンスで、動画サイトなどで見られます。
そもそも、ボーカロイドはアンドロイド+ボーカルの造語だそうで、日本発祥の技術だとも。
このボーカロイドにあえて、肉声で挑戦しようするボーカリストも出てきていますね。今までにない歌い方は妙に耳に残り、それで気になったのですが、そのレコーディング風景をテレビなどで見て、息継ぎをどこでするかなど苦心しておられました。
なにしろ、コンピューターが歌うのですから、音域も息継ぎも好き勝手にできます。そして曲作りも、ボーカロイドをベースにして作るらしく、今までにない手法だとも。それに挑むのですから、大変だと思います。
でも、そこから今までの歌い方にはない歌い方が見いだされてくるのは、興味深いところです。
気がつけば、将棋の世界では今までの棋譜をAiに覚え込ませて、AIを使って対戦の作戦を練ったり、対局の勝敗予想もAIがだすらしく。すごい時代になったものです。そして、今まで人間では考えつかなかった、打ち方なんかもでてきているようです。
そういえば、わたしの友人はコールセンターで仕事をしていますが、お客様への回答にもAIチャットが動いているのですって。
人間もうかうかしていられなくなるのでしょうか。表面的はそう見えますが、私はそうは思っていません。人間が人間たらしめることはなにか。それは、新しさへの挑戦、創造だと思うのです。時に失敗したり、落ち込んだりもしますが、勉強を続けていかなくてはと思うこのごろです。