最近特に

最近特に感じることがあります。それは体力が落ちたなぁということです。まず歩く速さ。
若い女性に追い抜かれるんですよ。追いつこうとしますが、追いつけないのです。
どうかすると、息が上がったりして。
なにごとも健康や体力が基本。
楽器の演奏もそうです。
特に大太鼓の演奏はそうです。演奏だけでなく、太鼓を運んだり設置したり。邦楽器ではありませんが、コントラバスなんかも運ぶのが大変です。ピアノや、バイオリンといった楽器の演奏では体力だけでなく、指が動かなくていけません。音符がぎっしり詰まった、速いパッセージでは、指がつりそうになることもあるんですって。同じ弦楽器の三味線ではそんなことはあまりないようですがね。でもバチさばきに力がないと津軽民謡なんかは迫力がなくなってしまいます。
そういえば、津軽の夏のお祭り、ねぶた祭には太鼓がつきものです。この太鼓叩きに女性が多くなってきてるんですよ。これは体力が要りますね。ただ、女性の叩く太鼓はなんとなくしなやかで、時に哀愁を感じさせたり、これはこれで味があります。ねぶたはお祭りであると同時に競技会でもあります。女性のしなやかな太鼓は審査員にどう聞こえているのでしょう。
歌うのにも体力が要りますよね。心肺機能を高めること、維持することが大切ですが、この維持が難しいのよね。そうそう、心肺機能向上にはウォーキングがいいんですって。皆さんもご存じでしょう。
コロナ禍で、ウォーキングもままならい状況が長く続きましたが、ウィズコロナということで、状況を見ながらではありますが、少しずつ体力作りをして、演奏の技をさらに磨いていきたいと思う今日この頃ではあります。