一年の計は元旦にありと、いいます。みなさんもなにか目標や、やりたいことなどお考えになったでしょうか。
一年間、三味線のお稽古を頑張るとか、一年間、健康であるようにとか、健康のためになにかをしようとか、いろいろあると思います。
さて、竹声会としては、六段の合同演奏会が、今年の当面の目標でしょうか。大好きな津軽じょんがら節につながる、この曲の演奏を今から楽しみにしています。
また、今年はオリンピックイヤーです。一昨年、新しいプロジェクトなど挑戦もしてきましたが、オリンピック関連でプロジェクトへのお手伝いがあるかもしれませんね。
新しいことにも果敢に挑んでいきたいと思います。
もう一つ、これは今年に限ったことではありませんが、次の世代への伝承です。伝承と同時に若い人たちの感性に学ぶことも忘れてはいけないと思います。若い世代の新しい感覚が、次のトレンドを作っていくかもしれません。そうした変化も学んでいきたいと思います。
ものごとの変化への対応には、変化を起こす人と、その変化についていく人がいる、と聞いたことがあります。
変化を起こせる人は先が見通せていますが、ついていく人には、先が見えません。だから、不安になってついて行かざるを得ません。
伝統芸能の世界では、変えてよいことと、変えてはいけないことがあるでしょう。変えて良い部分は、新たな挑戦をして変化を起こしていきたいものです。
今年も、そういう一年にしたいものだと思いますので、どうぞご指導のほど、よろしくお願いします。